hiro_kawaiifactory

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推しと自分を推すのに忙しい!

EYES ON ME : THE MOVIE

みなさん、お久しぶりです。

 

前回ブログを書いてから、1カ月くらいずっとブログを書く気になれなかったです。あの後産業医面談と部長面談をして、先輩は隣のグループに異動になりました。元々予定されていたほかの人の異動が一番の要因だったようですが、私が声を上げたことも少しは関係しているかもしれません。

かなり気持ちは落ち着いたのですが、梅雨明けして急に暑くなって、今度は夏バテしてしまって、、、何もする気が起きず、たっぷり寝る生活を続けていました、、、

さらに新型コロナウイルスのニュースをより一層身近に聞くようになっていたため、EYES ON MEも見に行くつもりはなく、前売り券も購入していませんでした。これ、DVD化すると思うんですよ。しない理由が特にないので。

でもやっぱり見たいと思い返して、最新の注意を払って、車を走らせて映画館に行ってきました。その結果、ブログが書きたくなって戻ってこれた。IZ*ONEは私にとってYou make me betterな存在なんだと改めて感じました。

さて、以下はいちWIZ*ONEとしてのごちゃまぜな感想です。 

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私4DX初体験だったんですけど、なんかもう、すごかったwww思ってた3倍は動きが激しかった。今回は音に合わせて座席が終始揺れている感じだったんですが、これアクション映画だったら内容に集中できなさそうだなあと思った(笑) 

私はソウルではなく幕張に参戦していたんですが、ペンライトを彷彿とさせる中央の丸を見ただけで、記憶が蘇ってきてちょっと泣きました。

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蚕室はケレン3期で入ったことがあるんですが、3階席の上の方でも段差があるからめちゃくちゃ見やすいんだよな~

3時間を超えるライブを、ビハインドも織り込みながら115分の映画にするということは、何かを削るということです(6時開演の幕張で、アンコールの年下ボーイフレンドで9時を回りそうになって全力ではけていくウォニョンはさながらシンデレラであった)。そう考えたとき、produce48楽曲がカットされている可能性はものすごく高いなと思っていたんですよ。特に「私を選んでね」と歌う、produce48の代名詞ともいえるネッコヤなんて、投票操作が明るみに出た今、使えるものなのかと危惧していた。

でも蓋を開けてみれば、タイムマシンの一幕は使われていた。制作はプロデューサーの責任が問われる前に完成していたので当然かもしれませんが、それでも彼女達のproduce48という過程が否定されていない事が嬉しかったです。あと個人的に水色と赤の衣装がめちゃくちゃ好きなので映像として残っていてよかった❣️❄️

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ライブ映像の間のビハインドシーンで印象的だったのは「IZ*ONEだけの、初めてのコンサート」ということを本人たちが凄く喜んでいたこと。忘れがちですけど、この時の彼女たちって、1年前までは練習生だったんですよね。

そして同時に、IZ*ONE 1st concertという文字に、どうしようもなく切なくなってしまった。オンラインコンサートは、「2nd」ではありませんでしたね。

プロデューサー問題がなければ、コロナウイルスがなければ、、、どうしようもないからこそ何度でも考えてしまう。fiestaが2019年の年末、音楽番組で観れていたらどんなに良かっただろう。ソウルでの2ndコンサートは、8月の末に予定していたんじゃないかなと思うんです。去年ウォニョンとユジンの誕生日は日本にいたから。たった1年2か月前、彼女たちも私たちも、すべてがうまくいくと思っていた。私たちがWIZ*ONEと呼ばれる最後の日は、大きなコンサート会場で、悲しみの海を作って迎えるのだと信じて疑わなかった。

でも裏を返せば、もっと最悪のシナリオだってあったはず。あの時活動再開できなかったら、問題がもっと早く明るみに出ていたら、プロデュース48発起時点で日韓関係を大きく揺るがす何かがあったら、、、アイズワンは立ち止まることなく完走したワナワンと、存続という道を絶たれてしまったX1の間で、なんとか定められた期間を駆け抜けようと表舞台に立ち続けている。言ってしまえば、終わるために、終わりを私たちに示すために存在しているわけです。収益の放棄なんて前代未聞ですよほんと。それがSSSでの扱い(ウンビちゃんがトレーナーを担って、メンバーだけで完成させたというアレ)に直結しているような気がして本当に苦しいです。

IZ*ONEとWIZ*ONEが同じ空間で同じ瞬間を共有することは、奇跡が起きない限り難しいと思っています。オリンピックでさえ開催可否が不透明なんですよ。コンサートも、ワールドツアーも、私たちが韓国に行くことも、個人的にはこの先数年できないと思っていて。その状況で、セブチのhit the roadの様にyoutube上での作品ではなく、eyes on me : the movieという映画になったことはとても意味のあることだと思うんですね。私たちって今本当にコンサートに飢えているじゃないですか。映画館で、4DXで、コンサートの疑似体験ができたのは本当によかった。

埋め尽くされた客席とペンライトの密度に「うっ」となったのは、耐え難い気持ちを浮かべたのは私だけではないと思います。正直、あの空間は二度と戻ってこないかもしれないとさえ思ってしまいました。世界中を駆け回る大規模コンサートが2010年代の産物となり、2020年代はオンラインコンサートが主流となってしまうのかもしれない。文化の喪失の真っただ中にいるようでぞっとしました。本来の公開時期であれば、この映画はライブをなぞり、BLOOM*IZへの布石として位置づけられていたのではないかと思います。しかし公開延期を超えて、価値観も時代も大きく変わってしまった今公開されたことで、彼女たちが再生したことへの様々な感情と、コンサートができた時代へのノスタルジーや嫉妬まで含蓄する作品へとなっていた。歴代級の運命を全うする彼女たちだけでなく、私たちWIZ*ONEも、IZ*ONEという物語を形作っているのだと感じずにはいられませんでした。

そして、コンサートの疑似体験をすることで、コンサートの本質を捉えられたように思いました。偶像としての彼女たちの実在を確かめること(たとえどんなに遠くても)、彼女たちの瞳に映る星の一つとなること、接点のない不特定多数の人とIZ*ONEが好きという気持ちだけで共鳴すること、すべてが同時にできる唯一の空間がコンサートです。最中だけでなく、着ていく服を選び、会場に向かい、感想を分かち合う、その前後でさえ愛おしい。

鑑賞中は、最前のような感覚と、結局は映像でしかない孤独感が共存していて、その体験は初めてで、なんとも不思議だった。fiestaカムバック時の「動いてるよ~~~!」とは違ったな。

👇めっちゃ好きなリアクション動画(笑)

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作品中とても丁寧に描かれており印象的だったのは、AYAYAとSo Curiousのレコーディング及び練習風景でした。BLOOM*IZに収録されているものとは人数と構成が異なるオリジナルバージョン。本当に良かったので是非劇場で見て欲しい。

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👇2曲の感想全てに大きくうなずいたブログを引用させていただきます!

kimotokanata.hatenablog.com

後半は、圧巻だった。highlightはKCONの印象が強いけれど、そういえばeyes on meが初披露であった。Violeta活動ではその姿を見せなかったこの曲がどんな表情をしているのか、その答えが示された時の驚きと言ったら。濃い紫の衣装を纏い、まさに「静」で魅せてくる12人の色気、「look at me」と歌うときの強い眼差し、それを3日目終了後に公式がアップしてくれた衝撃を鮮明に思い出しました。

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la vie en roseでは「そうそう、アレンジが効いていて、掛け声でちょっと戸惑ったんだった!」という記憶がぶわ~~っと蘇ってきた。そして、畳みかけるようなひいちゃんのvioletaのソロダンスと言ったら、、、ひいちゃんの金髪が白い肌に映えて、人間ではないような美しさを惜しみなく放っていた。

これは改めて気づいたんですが、私eyes on meのビジュアルめちゃくちゃ好きですね、、、ウンビちゃんの前髪なし暗髪、クラのグレーロング、キムキムズの無敵ピンク、、、
そうか、ブエノスアイレスもバンパイアも、この頃にはリリースされていなかったのかという再確認。そして何よりも感じたのは、fiestaとSSSの存在感。どうしても、物足りない。彼女たちが最高をどんどん塗り替えて、かけがえのない曲を増やしていってくれるが故に、「今だったら、もっと」と欲が出る。

アンコールでのメンバーのコメントには涙が止まりませんでした。「永遠」という、彼女たちの運命に反するその言葉に胸が締め付けられる。

最近一番心にきたのは、カンちゃんが「IZ*ONEでいる間はボブにしないよ」と言う一連のvlive。詳しくはこちらを見て欲しいのですが👇

ライブという非日常で唱えられる永遠よりも、普段着で日常に溶け込む隠喩の永遠の方が、ずっと甘く刺さって抜けなくなる。

どうしたらIZ*ONEが永遠でいられるのか何度も考えたんですが、私にはその答えを見つける事ができませんでした。IZ*ONEは解散という運命を抱いてこの世に生を受けたアイドルだから。彼女達を乗せたAirplaneは目的地に着いたら着陸するのだから(デフィがエンドロールに名を連ねていた事にとても感動した)。

날아라 Airplane
飛んでいけ Airplane

저기 반짝이는 작은 별을 따라서
あの輝く小さな星に沿って

어쩜 날 기다리는 내 무대를 찾아서
私を待ってるかもしれない私の舞台を探して

彼女達が、私達が、どんなに永遠を願っても、ある日を境にIZ*ONEは12人でパフォーマンスをする事がなくなるし、私たちはWIZ*ONEと呼ばれなくなる。

たまたまワナワンのラスコンのライブビューイングと同じ映画館に行ったので、1人1人がステージを降りていく様を思い出し、彼女たちに重ねていました。クァンリン君が「僕がステージを降りたら11人で揃うことはなくなるから」とメンバーを抱きしめたこと、彼だけが最後まで涙を流さなかったこと、普段そんなに感情的にはならない(ように見える)ジェファン君が「ワナブル」と3回叫んだこと(ちなみに彼は翌日サッカーしてた 愛するしかない体力バカキムジェファン)、ジソンさんとダニエルが2人残されたこと、ジソンさんが先にステージを降りたこと、、、

この演出、マジで残酷だし泣くしかないし、ステージに誰もいなくなった瞬間に世界が終わっちゃうんじゃないかとさえ思った。あまりにも強烈な記憶だったので、ずっと前から、IZ*ONEは全員でステージを降りて欲しいなと思っていた。12から0になって欲しい、11と1になる瞬間があって欲しくないなとオタクのエゴで思っていた。でもIZ*ONEにこの舞台を用意することは、おそらく難しい。客席を埋める平和には、残された時間があまりにも短い。

IZ*ONEという12人組グローバルアイドルグループが永遠に実在する事はできないけれど、振り返った時に同じ記憶を持っているという事が、IZ*ONEという概念を永遠にするのではないかと思うのです。そして今、私達は振り返った時にあまりにも幸せで羨ましい記憶の中にいる。今の私がeyes on meに対して抱く感情を何倍にもした羨望を、未来の私は抱くことになるでしょう。ご機嫌サヨナラの韓国語verの最後の一節でもこう歌われていますね。

우리를 기다리는
私たちを待ってる

그 끝이 다가온대도 슬퍼하진 마
終わりが近づいて来たとしても悲しまないで

우리의 추억들을 떠올려
私たちの思い出を思い出して

함께했던 순간이
一緒だった瞬間が

널 행복하게 할 거야
あなたを幸せにしてくれるはず

기쁘게 안녕을 말할래

Say good bye

韓国正規2集と日本でのベストアルバムは必ず出ると思っているのですが、それまでに四番目のミニアルバムがあるのか、はたまた日本でCDがリリースされるのか…個人的にはあと2回はカムバックして欲しいけれど、彼女達が無理をしない事が第一優先であって欲しい。

さあ、どうやってご機嫌にサヨナラしようか。12人が美しく幸せな終わりを迎える事を心の底から願っています。まずはONERIC THEATERを楽しみに、お盆明けも仕事頑張ります😭

 

👇楽しませて頂きました!引用失礼します。

nanjamon2.hatenadiary.jp

 

nanjamon2.hatenadiary.jp


写真、訳お借りしました!