hiro_kawaiifactory

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推しと自分を推すのに忙しい!

サナキとtwelve

IZ*ONEの日本1stアルバムtwelveが、良い。沢山聴いてその時もまたブログを書きたいけれど、今の新鮮な気持ちを残しておこうと思います。

 

 

Beware

先行公開されていた可愛さ全振りMV、好きです。これまでの3曲の、難解なことをしようとしていた印象とは対照的に、少女漫画のような分かりやすさが彼女たちの魅力を最大限引き出したのではないかと思います。メンバーカラーの衣装がめちゃくちゃ可愛くてヤバイ。ベロアかな?

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フォーメーションダンスを封印してステージの上をくるくる回っているように見えるけれど、実は結構難しい動きをしているような気がする。なんかあやとりみたいな動きあった。

彼女たちの器用さ故、いろいろなアイズワンがいるんですよね。日本のIZ*ONEを少女漫画とするなら、韓国のIZ*ONEは美術館の絵画かな~。今回は日本のファンがどういうアイズワンを見たいかということを的確にとらえてきた。多分fiestaみたいなことを日本でやっても流行らない。○○ダンス!というのが流行るのはJO1や虹の子達見てるとJ-POPの宿命なのかなと思いますね。

あとサビでユニゾンされるとJ-POPみを強く感じる!でも1番サビでヘウォンちゃんがセンターに来てくれたのめちゃくちゃ嬉しかった。韓国のタイトル曲だと、どうしてもウンビちゃんユリチェウォンがその大部分を占めるので。素直にいいな~と思いましたね。

既に韓国語verが聴きたい(笑)髪色変わってて明らかにカムバするし、次のアルバムに入れてくれんかな~!

 

そして、サナキの花三部作ですよ。圧巻。セブチもJapanese verを違和感なく聞けるんですが、アイズワンはちょっと別格ですね。

無理に日本語にせず英語にする、意訳するあたりが共通項と思うんですが、これはただ日本人だからできたわけではなくて、本当に曲を愛するサナキだからこそできたんだということがめちゃくちゃ伝わりますね。物語全体の意味を取って言語を変えるなんておとぎ話の翻訳か…?と思ったところで幻想童話じゃん・・・・・となった。

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la vie en rose

本田仁美作詞

抽象画みたいな歌なのでめちゃくちゃ難しいと思ってたんですが違和感なく聴けた。聴けば聴くほど好きになるの確定してるから聴きこんでまたブログに書きたい。

・イェナのラップパートをlike a shiny rubyにしたのは天才。

・原曲では「閉じていた目を開けてみて / 変わっていく全て」(ウォニョン)→「何も知らない新しい世界を見て」(ユリ)になっているところを「つぼみひらくわ 待っていたのよ」(ウォニョン)→「すべて変わる新しい世界」(ユリ)と意味が切れるところを変えたのが天才。目を開ける行為をつぼみひらくという情景に変換した感性も天才。

・最後のウンビちゃんパート「いつか目覚めるように / 私が呼んであげる」を「目覚めるまで ずっと そばにいるよ」にしたのが天才。呼ぶという行為と傍にいる事って違うっちゃ違うんだけど、きちんと意味が伝わる。凄すぎる。

 

violeta

矢吹奈子作詞

マジで、マジで天才過ぎる。

・「遠くに消えていった光を追って私は」(ミンジュ)→「あなたにもっと近づいて 近づいて(더 다가가 다가가)」を「遠く消えた光追って」(ミンジュ)→「あなたに/近づ/ いてく/」(ヘウォン)にしてるところ、さりげなく主語を消して、言葉の切り方で音に合わせる技が天才。

・「私を見つめる君の眼差しと私を照らす輝きが」(チェウォン)→「全てを止めさせて / 君をもっと輝かせる」(奈子)→「いつの瞬間に君は私の心の中に入り込んで」(チェヨン)→「同じ夢を見せたのか」(咲良)を「私の時が止まってしまう」(チェウォン)→「あなたの輝くその眼差しで」(奈子)→「いつか私の心の中で」(チェヨン)→「同じ夢を見るでしょう」(咲良)にしてる。倒置法や順番を変えて意味を崩さず日本語にしてるのが天才。

・넌 나의→Cause you're myは言うまでもなく天才。ニョの英語気持ちいい~

・너→knock、더→talkは天才。どうやったらこんなこと思いつくの?

・ミンジュのラップパート「神秘的な君の色を込めて / 君を照らす私の姿をまねて」→「あなたの目に映る景色 / 私ものぞいてみたい」ここが一番好き、真似ることをあなたの景色をのぞくことに変換できるセンスに脱帽、これは天才

・Cメロユリパート「キラキラした照明より / 君が放つ光がすき」を「眩しく煌めく / あなたのための / 私でいたいから」原曲だと相手に向ける感情が、日本語だと(相手のために)自分に向けた感情になっていて凄い。天才。

・最後ウォニョンの「君は私の世界で / 君は私の光」ここを限られた文字数で「私のすべてなの」にしたの天才。伝わる。

・全体的に原曲に音を足している箇所が多い感じがした。回転木馬のイェナパート「꿈에서 보기로 약속해 」→「待ち合わせは夢の中」がピタッとはまる感じ…伝わる?

 

fiesta

宮脇咲良作詞

意訳の神。才能しかない。大切なfiestaにもう一つの命を吹き込んでくれてありがとう。母国語で聴くfiesta本当にすごいね。

・ヘウォンちゃん「私の時間がきた」→「今動きだす」違う言葉で場面を伝える天才。

・ミンジュ「朝に言うの / 今日はいい予感がするって」→「窓を開けて / 差し込む朝日と」ここは2番に夜の描写があるから、対比するために朝であることを伝える必要があると思うんだけど、後半の朝日で朝であることを伝えてるのが天才。

・「季節が息を吹き返す」これは綺麗な日本語に触れている人にしかできない表現だよ…

・ウォニョン「一度くらいは絶対に遊びに来てね」→「あなたも さあ ここへ」こんなにも少ない言葉で伝わるなんて想像もしなかった。天才。

・奈子「祝祭はこれから」ここ、日本語の祝祭の発音が効いてて最高。天才。

・三回目の「季節は」だけ譜割り変わってるよね?誰ですか?こんな天才の所業を考えたのは

・ウンビちゃん「今この瞬間 私を踊らせるの」→「手に入れたすべての夢」ラジオでは流れなかった最後のここでマジで泣いてしまった。言葉にできない。天才。

 

とりあえずbewareと花三部作と思ったのだけど、かなり長くなってしまった(笑) 聴きこんで絶対また書くぞ。アイズワンが大好きだ~~~!

 

訳お借りしました!