hiro_kawaiifactory

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推しと自分を推すのに忙しい!

あまりにも綺麗なトラウマ

IZ*ONEは、4/29に解散する。そしてその日まで、どうやら12人で活動することはないらしい。

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私達は本当に、オンラインコンサートでメンバーの口から聞いた事しか知らないのだ。お互いだけを信じたいのに、一番近くにいたいのに、オンラインコンサート終了後、あまりにも疑わしく残酷なその言葉が、残念ながら事実であることをじわりじわりと理解していって、今日を迎えている。

 

そんなことって、ある?

 

この感覚を、私たちは知っているのだ。IZ*ONEとWIZ*ONEが世界から隠されてしまったあの空白の3カ月の再放送がされるなんて思わなかった。ノジやプメ、公式TwitterInstagramが動いている分あの時より幾分明るいとも言えるけれど、今回この先に待つのは静かな終焉、幕引きなのである。

 

KPOPの世界で終わりを惜しむ時間が与えられている事は幸せなのだと何となく認識してはいるのだけれど、それでもやっぱりこの終わり方には納得できない。IZ*ONEは12人それぞれのバラ色の人生の通過点であるべきでしょう。あらかじめ決められた期間までステージに立つ権利があるはずなのに、それよりも前になんとなく感動の場を設けて、その日で活動を強制終了させるなんておかしいでしょう。

 

IZ*ONEって、クリアなものとして始まったはずなんですよ。プデュ自体が「国民プロデューサーが投票して、上位12人がデビューする」という単純極まりないシステムで構築されているものだった。そうではないと世界が知ったとき、IZ*ONEの単純さは音を立てて崩れて、代わりに複雑さのマントが真実を隠してしまうようになった。IZ*ONEがどうして2019年末~2020年頭にかけて活動を休止していたのか、そして今、どうして実質活動休止になってしまっているのか、IZ*ONEのことをあまり知らない人に説明することは難しいし、結局のところ私達も分かっていない。どうしてeyes on me以降プデュの曲を演れないの*1、彼女たちの半分の筈の日本活動曲がなかったのはなんでなの*2、最後のカムバックどころか、lessonと平行宇宙の音源もないのには理由があるの、どれもWIZ*ONEなら当然抱く疑問で、それはおそらく彼女たちの美しさとは対極にある醜い真実を隠すためのマントなのだと思います。

ラストコンサートであることを当日明かされ(私は本当のラストコンサートはそれこそ4/28,29にあると信じていた)、1カ月と少し残された活動期間はシャットダウンするという前代未聞の対応に、運営の、できるだけ静かにIZ*ONEを終わらせたいという意図が透けて見えるようで腹が立ちます。大輪の花を添えて、いちばん美しい終わり方で永遠になりたかったのに、一輪の花さえ持たせてあげられない。コンサートでは涙を流したけれど、こんなにIZ*ONEの事を好きな私でも、なんだかその時の気持ちが薄れてきてしまって、「どうやらもう活動せずに解散するらしい」ということを再確認する毎日になっているのです。4/29も実感がなさ過ぎて、泣かないような気がする。本当に悲しいし、申し訳ないし、こんなはずじゃなかったのにって思います。2021年4月29日は、しまちゃんとソウルの夜を大号泣しながらビール飲んでるはずだったのに。

 

そして、私は知っています。本当に終わるということは、公式Twitterが更新されなくなるということなのだと。どうかアカウントを消さないで欲しいと強く強く願います。まあ個人インスタの開設が地味に楽しみだったりするw

 

奇跡は起きるのだと、ioi先輩が証明してくれていることが救いです。デビュー5周年、2023年10月29日にもしかしたら会えるかもしれないという希望があるのとないのとじゃ違うから。

 

もうすぐ終わりの時が来ますね。2年半という短くも長い瞬間に、大きなケガや病気で誰かが長期間いないということが起こらなかったことに大きな感謝と、そして祝福を捧げます。本当はもっといろいろなことを分け合いたかった、辛い時に傍にいてあげられなくてごめんなさい。IZ*ONEというリボンが解けても変わらず12人のことを愛しているし、どうかまた結ぶ日が来ますようにと願ってやみません。美しくて眩しいひとたちが健やかに笑ってくれることが私たちWIZ*ONEの至上の喜びです。

www.youtube.com

*1:Wanna Oneの4日間にも及ぶコチョクでのラストコンサートはNEVERから始まっていたし、当然ナヤナもセットリストに含まれていた

*2:イル活が集団幻覚だった説、不謹慎だけど笑った