Shoot! Take a
panorama
あまりにも綺麗で、ああ、IZ*ONEは終わるんだと思いました。
カムバック前日のMAMAはIZ*ONEにとって2年越しの舞台で、la vie en rose、violeta、fiestaをそのままの衣装でやってくれる演出がズルくて泣きそうになりました。今年の受賞式はfiesta、SSS、panoramaがメインになるだろうし、デビュー曲のラビアンローズ はやるかもしれないけれど、2019年のビオレッタは日の目を見れないかもしれないと思っていたので余計に嬉しかったです。
[#2020MAMA] Before going on stage #아이즈원 #izone#MAMA #Mnet pic.twitter.com/CAvHBUmK4w
— MAMA(엠넷아시안뮤직어워즈) (@MnetMAMA) 2020年12月15日
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授賞式で翌日カムバックする曲を初披露という、去年では考えられないような、まさに返り咲きのステージは圧巻でした。モンペだから忙しい年末にカムバックしなくても、年明けでいいよ〜😭と思っていたのだけど、この舞台のためなら許すと思ってしまった自分が悔しい。年明けカムバックだったら授賞式でpanoramaができないんだと後から気付きました。
IZ*ONEは12人でひとつだよと言っているようなフォーメーションで始まり、気付いたら終わっているような、短編映画よりも一瞬の美しい記憶のようなステージに思わず息を飲みました。
少しして歌詞を見て、大号泣してしまった。
IZ*ONE - Panorama 歌詞(MAMA Ver.) 日本語翻訳 pic.twitter.com/ULWYDM3DL0
— 清丸(키요마루) (@maruikoot) 2020年12月6日
IZ*ONE - Panorama 歌詞(MAMA Ver.) 日本語翻訳 追記 pic.twitter.com/39estg1nIe
— 清丸(키요마루) (@maruikoot) 2020年12月6日
ずっとeyes on me、私を見てねと言っていた少女が、今回初めてtake on me、連れていってよと言ってくれた事が刺さって抜けない。伝えきれなかった私達の話は空白の3か月を想起させるし、「私たちはどこにいても お互いのことを見つけられるから」というフレーズの生々しさには胸を抉られました。spotlight、starlightというフレーズにも表れる「光」のイメージはまさにIZ*ONEが私達WIZ*ONEの光であることを象徴しているように思われます。極め付けはウォニョンの「永遠に記憶していてね、約束」、ずるすぎる。忘れるわけがないのに。don't let me down down downは「がっかりさせないで」だけど、「できるでしょ?」位のニュアンスにとりました。ウォニョンの甘ったるい英語が悲哀の余韻を残さなくてずるい。
パノラマを見て、制作陣は、IZ*ONEを支える人たちは、そしてIZ*ONEは終わりに向かっているんだと漠然と感じました。climaxなんだと突きつけてくるような残酷さが、受け入れさせてくるパワーがあった。過去の振り付けを入れてくるなんて、振り返るのはまだ早いじゃないの。
Panorama、ネッコヤのダンスも入ってる…😭#IZONE #IZONE_PANORAMA pic.twitter.com/mX5ffH6bYp
— チキンハート (@CsX4aoAP6MhDs99) 2020年12月8日
多分12人は4月でIZ*ONEが終わるのか、延長されるのか、既に知っています。IZ*ONEの解散は単なるアイドルグループの解散ではなく、宿舎で一緒に過ごした家族との別れでもあります。本人達の方が何倍も辛いなんて分かっているけど。サナキが日本に戻ったら、韓国の音楽番組で会う事はおそらくないでしょう。
一つの事務所が新しいアイドルグループを作るので有れば絶対にありえない年齢差、身長差、実力差と、前代未聞の解散の危機を越えて、IZ*ONEはIZ*ONEとして存在しています。彼女達のコンセプトを言語化するのは難しいけれど、私の中で1番しっくりくるのは「エレガント」かな。
あいずわんの、この素直に可愛いんだけどガールクラッシュ的な導線とはまた違う感じでエンパワメントを実現できる感じあんまり類例がないと思う
— セメントTHING (@cement_thing) 2020年12月6日
ガールクラッシュもキュートももちろんできる(し表題曲以外でやっている)けれど、強さと弱さを同じだけ抱えたIZ*ONEのプロデュースのされ方がどうしようもなく好きです。
あいずわんの、ひとりでも生きていける強い女でもなく、守られてばかりの非力なヒロインでもなく、品がありしなやかで、儚いけど凛と咲く花のような強さも弱さも持ち合わせるうつくしさが好きだ……解散しないで………でも期間が限定されていることもまたまるで花…………
— 口虚 (@KMYM_4) 2020年12月6日
twiceはウワハゲ、TT、Cheer Up期は少女だと思うけど、fancy辺りからどんどん大人になって、feel specialを経て、完全に女性になっている。でもIZ*ONEは初めから今まで、一貫した少女コンセプトを与えられていると思っていて、個人的にこの部分に大きな意味を感じています。そして意図せず「目覚める今 その時だわ」と始まるfiesta以降、復活の表象さえも纏うようになった。
一貫したコンセプトとは言いつつ個人の進化は凄まじくて、でもそれを必要以上に強調せず受け手に任せているところがいいなと思います。宮脇さんのチッケムとかまさにそれだなって…
正直、宮脇咲良さんがこんなに生々しくなることも、キムチェウォンさんが打撃系になることも、キムミンジュさんがこんなに毒々しくなることも、全く想定できなかったもんな……面白すぎるよ、IZONE
— 竿 (@mash_sally) 2020年12月13日
宮脇咲良さんがねっとり生々しくなったのに対して、自我がはみ出して生々しかったイ・チェヨンさんがやりすぎなくらい理性装備してんのがさ〜!パノラマのチェヨン、温度低いのかと思ったら煌々と青く燃えてるのでめちゃくちゃ良くなる 絶対キャンプファイヤーしような!!!!
— 竿 (@mash_sally) 2020年12月13日
個人的にはSSSはそこまで好みではなくて(IZ*ONEは悪くないのだけど、イントロを聞くとなんかびっくりしちゃう)、それは強さと弱さのバランスが強さに傾いていたからなとかなと思っています。ダンスの先生不在で、ウンビちゃんがその役目を担ってでも、あのタイミングでカムバックする事に意味があったんだろうなと今は思います。実際ファンダムの結束力は凄くて、その後ブルピンに抜かれはしたもののガールズグループ歴代初動売上を叩き出したし、グランドスラムも達成した。With*Oneも、panoramaが控えているからこそあのタイミングだったんだろうなと。
今年3回カムバックしてるんですよIZ*ONE。それに加えてビウェア活動。とんでもないですよね。このまま走り去ってしまいそうな勢いがある。ほんと、まだ行かないでよIZ*ONE。